パーソルキャリアの
「タニモク」活用事例
参加した内定者全員が“入社後をイメージできた”と回答!
「内定者×社員タニモク」
企業
2020年1月31日公開
実施企業と参加者
- 企業名
- パーソルキャリア株式会社(https://www.persol-career.co.jp/)
- 実施時期
- 6月(企業が内定を出し始める時期)
- 実施頻度
- -
- 活用シーン
- 内定者フォロー研修として
- 対象者
- 内定者
- 参加人数
- 内定者10名、既存社員20名(うち、管理職10名・若手社員10名) 計30名
実施目的
内定者フォローを行い、入社後のミスマッチを防ぐ
実施前に感じていた課題
入社することが目的になってしまい、入社後「思っていた仕事内容と違う」「思っていたキャリアを描けそうにない」など、ミスマッチを感じてしまう新入社員がいた
実施内容
各社が内定を出し始める6月に、内定者研修の一環として実施
得られた効果
- 内定者は、社員とフラットに話すことで、入社前の不安や悩みを払しょくすることができた
- 社員は、内定者から新鮮な目線で意見をもらうことで、新たな気づきが得られ、仕事へのモチベーションが高まった
開催時に意識したことやポイントなど
- 異なる視座、視点での意見が出るように、①内定者、②社員(管理職)、③社員(若手社員)の3人1グループとした
- 同じ会社でもさまざまな仕事、働き方があることを知ってもらうために、社員は、部署、職種が異なるよう工夫した
- ①突然、学生が初対面の社会人(社員)の目標をたてるのはハードルが高いこと、②まずは自分のことを話して緊張をほぐしてもらうこと この2点を考慮し、グループ内で目標をたててもらう順番は、内定者を一番初めにした
- 映写スライドの事例は、学生向けに表現を修正した
例:「あなたが、いちばんモチベートされた仕事は何ですか?」⇒「あなたが、いちばんモチベートされた出来事は何ですか?」
参加者からの感想
実施後のアンケートでは、内定者全員が“入社後に社会人としてなりたい姿をイメージできた”と回答した
<内定者>
- この会社なら自分のやりたいことを実現できると感じることができた
- この会社に入社したいという思いが強くなった
- 利害関係のない初めて会った人との情報交換だったので新鮮な意見を聞くことができた
- テーマが自分自身の現状や悩み、目標についてなので話しやすかった
- 今まで以上に働いている自分がイメージでき、働きたいという思いが増した
<社員>
- わくわくしてフレッシュな気持ちになった
- 学生ならではのビジネス外の発想があり、気づきがあった
- 今の自分の発想が小さな枠組みの中にとらわれているということがわかった
担当者からのコメント
内定者は、単に「入社する」ことだけを見据えた目標設定ではなく、今後の人生や生き方を踏まえた目標設定を行ったことで、長期的な“働く目的”を意識できた良い機会となったようです。内定者の会社理解がさらに深まり、入社への意志を強めることもできたという意味では、会社としても大変意義のある時間となりました。