タニモク開発者メッセージ

キャリア・メンタリングで
はたらく一人ひとりの力を
組織の力に変えたい。

三石 原士
パーソルキャリア株式会社
タニモク開発者/共創プロデューサー
Developer Profile
大学卒業後、渡独。設計事務所にてキャリアをスタート。帰国後、大手情報サービス会社を経て転職サービス「doda」の立ち上げメンバーとしてパーソルキャリア(株)(旧社名:インテリジェンス)に入社。入社後はハイクラス転職サービス「doda X」やオウンドメディアの立ち上げなど、多くの新規事業、サービス開発のマーケティングを担当。2017年「タニモク」を開発。
現在はミッション共創推進部の共創プロデューサーとして「タニモク」プロジェクト、「キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアム」の事務局などを担当し、はたらく個人のキャリアオーナーシップを育む機会をつくり続けている。

一人ひとりのやる気を引き出す、
キャリア・メンタリングのススメ

社員一人ひとりの自発的なキャリア形成支援の取り組みが徐々に広がる中、「キャリア・メンタリング」に注目が集まっています。キャリア・メンタリングとは、「メンティー(=相談者・サポートを受ける人)」が抱えるキャリアや「はたらく」に関する悩みや課題を、経験やスキルを持った「メンター(=指導・助言をする人)」との対話や助言によって本人の気づきや自発的な行動を後押しする手法です。

他人に目標をたててもらう「タニモク」は、このキャリア・メンタリングが「気軽に、楽しく、簡単に」できるワークショップです。ワークショップでは、「自分の本心を語る」「フィードバックを受け止める」のループを通じて、今まで気づかなかった「自分の伸びしろ」に気づくことができます。また、目標をたてあうことを通して、相手を観察し、よい点を見つけ、深く理解することで、組織の関係性の向上にもつながります。

私たちが「タニモク」をつくり、
ツールを無償提供するワケ

「タニモク」では、誰もが気軽にワークショップを実施できるよう、映写資料や台本、ツールを無償で提供しています。なぜ、ノウハウを無償で提供しているかというと、誰もが気軽に、将来のキャリアや「はたらく」を考える機会をつくりたいと考えているからです。

人がはたらく意欲を最大限に引き出せるのは、自ら選択肢を持ち、決めて、行動するときです。「やってみたい」「こうなってみたい」という自分の未来像がみえたとき、そしてグッと背中を押してくれる仲間がいると、人が前向きに変わっていきます。私自身、そんな姿を何度もみては、希望をもらってきました。「タニモク」で、一人ひとりがお互いの力を最大限に引き出す目標を見つけあい、行動することで、個人も、組織も、大きく成長できるはずです。

まずは小さな一歩から。「タニモク」から、キャリア・メンタリングをはじめましょう。

専門家インタビュー

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社員の主体性を生み出す
「キャリア対話」とその仕掛け方