「タニモク」による
社員同士のキャリア開発へ
キャリア・メンタリングとは
「タニモク」を活用したキャリア・メンタリングの実践方法や導入のメリットについてお伝えします。
キャリア・メンタリングとは?
キャリア・メンタリングは、メンティー(=相談者)が抱えるキャリアやはたらくに関する悩みや課題を、経験やスキルを持ったメンター(=支援者)からの問いや助言によって本人の気づきや自発的な行動を後押しする手法です。通常のメンタリングと異なるのは、キャリアについて話すことに特化している、ということです。
管理職が行う
1on1にある3つの課題とは?
キャリア・メンタリングをする場合、「1on1」を行う場合も多いでしょう。特に企業や団体では導入しているところも多いと思います。しかし上司との1on1には課題もあります。
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メンバーの視野の制約
管理職(上司)と1on1を行う場合、管理職の視点や経験がメンバーに影響を及ぼします。また、一人の管理職からのアドバイスになることが多いため、メンバーの視野が制限される可能性があります。
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管理職とメンバーのパワーバランス
評価者である管理職がメンター役を務める場合、正直に心の内を話してよいかという点です。メンバーは評価を気にするあまり、悩みを話せず、相談できないというケースもあります。
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管理職の工数増加
パーソル総合研究所の調査結果によれば、「組織業務量の増加」「はたらき手不足」「後継者不在」などが管理職の直面する主な課題として挙げられています。これらの課題は、管理職がメンバーのキャリア支援に時間を確保することを困難にしており、さらに「後継者育成」を十分に行えないというジレンマを生み出しています。
組織やチームそのものにアプローチする
「タニモク」ならではの
キャリア・メンタリング
「タニモク」ならではのキャリア・メンタリングは、組織内の社員同士がお互いの悩みや課題を伝え、解決に向けて協力し合います。このとき、異なる立場や部署のメンバーがグループを組み、フラットな関係でメンタリングを行います。これは、社員同士の協力と主体的な行動を重視する手法です。参加者が自ら目標を設定し、解決策を見つけることで、持続的なメンタリング関係を築くこと、キャリア・メンタリングができます。「タニモク」のキャリア・メンタリングには、組織の成長と個々のキャリア形成をサポートする3つの特長があります。
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キャリアへの主体性が高まる
利害関係の少ない社員同士がお互いに「メンター」「メンティー」の役を入れ替えて対話を行います。率直なフィードバックを受けることで、多様な視点や行動の選択肢を得られます。また、他の人へのフィードバックを行うことは、自身の内省を促すことにもつながります。
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メンバー間の連携を強化
参加する社員同士がお互いの悩みや課題を話し、自然とメンバー間の関係が構築されます。また、異なる部署やプロジェクトに参加する社員との交流ができ、組織を横断したつながりを作ることができます。
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管理職の負担軽減
メンバー同士がお互いにキャリア・メンタリングを行うので、管理職の心理的、時間的負担が軽減します。また、属人的になりがちな管理職の対話スキルに頼らない、メンバーの成長を促します。